ゆかりっくAdvent Calendar2022第1日目「ゆかりんと一緒に群馬へ行こうよ」
前世の罪か、今世の業か。何の因果なのかわかりませんが、ゆかりっくAdvent Calendar2022第1日目に群馬県の話をすることになってしまいました。こんにちは、パワポの人です。ほんとにどうして?
もくじ
- まえおき_群馬の話をするに至る経緯
- とは言え、群馬県の良いところマジでない
- 群馬県高崎市へのアクセス
- 高崎市周辺の観光地
- 高崎市周辺のおいしいもの
- オススメのお土産
- 終わりに
- まだまだ続くよアドベントカレンダー_今年はなんと50記事
まえおき_群馬の話をするに至る経緯
去る2022年11月20日(日)、FCイベントの最後に、無発声の公演なのに喜びの声が漏れてしまいそうなくらい嬉しい発表がありましたね。田村ゆかりさん最多公演になるツアー開催の発表です。それぞれが静かに胸の内で大歓喜する中、興奮気味にツアー開催場所のメモを走らせながらも、しみじみと喜びを噛み締める瞬間がありました。
2023年7月17日(月・祝)ゆかりんが初めて群馬に来てくれる……!
いきなり個人的な話ではありますが、私、出身が群馬県なんですね。現在は地元を離れて久しく、帰省も年に1,2回あるかどうかの郷土愛しか持ち合わせておりませんが、やはり地元に大好きな人が来てくれると思うととても嬉しい気持ちになりました。
でも実はこの喜びを味わうのは2回目。なぜ初めてが2回あるか?それは群馬県が昨年2021年のツアー田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2021 *Airy-Fairy Twintail*で開催を予定しながらも、緊急事態宣言により東京・大阪公演が振替になったため、公演自体が中止になってしまったからなのです。参照: 田村ゆかり公式WEBサイトinfo
yukarinlive.comさんも参照すると、田村ゆかりさんが群馬県でライブを開催してくれるのは確かに今回が初めて。写真集や映像のロケ地になったりはしていましたが、ライブは初だそうです。
ゆかりんと一緒に大陸大移動を楽しむ皆さん、ゆかりんライブ初めての群馬公演を一緒に楽しんでみませんか?
ということで、本日のお題は、王国民のおじさんたちが足を運んでみたくなるように群馬県のPRです。
とは言え、群馬県の良いところマジでない
「ない」は過言かもしれない……極めて少ない。
もっと言うとツアーついでに回れるような良い感じの観光地が全然ない。
いきなり自虐ですみませんね。でも県民の皆さんなら共感してくれるでしょう。
観光地はあるにはあるんですよ。草津温泉、伊香保温泉、水上温泉、四万温泉……。
ただそれぞれの観光地がまあまあ離れている上に、電車やバスの本数も決して多くないため、夕方に公演が控えていることを考えると観光地を非常に回りにくいんですね。
なぜ電車とバスが少ないか?群馬県は世帯あたりの自家用車保有台数が47都道府県中で第1位なんです。自家用車普及台数(都道府県データランキング) このため県民の主な移動は自家用車。いや逆に電車とバスが少ないから、自家用車の普及が進んだのか?卵が先かニワトリが先かわかりませんが、どちらにしろ群馬県民は基本車移動思考で、電車とバスをインフラとみなしていないため本数も路線もあまり発展していません。すみません。
地元民が知らない観光の楽しみがあるのではないかと思い、るるぶ群馬版を買って読んでみたのですが、まじで温泉か山しかない……。遠いよ。あと群馬県の観光地として軽井沢を挙げるな。軽井沢はギリギリ長野。県境で接してるからって軽井沢人気に乗っかるな。他人の褌で相撲を取るな。
地元民でさえ群馬の観光にこれほど魅力を感じていないのですから、他県民からのイメージもだいたい同様になってしまっています。何を隠そう、群馬県は都道府県魅力度ランキングでは、2012年に最下位になってしまったこともあるのです。近年では最下位こそ免れてはいるものの、2020年40位、2021年44位、2022年44位と低迷中。
ちなみに北関東の隣県同士で同列に語られることの多い三県、群馬・栃木・茨城は、2022年の同ランキングでは
40位 栃木
44位 群馬
46位 茨城
と本当に同レベルに位置付けています。
群馬県高崎市へのアクセス
東京駅から開催地最寄りの高崎駅までは、新幹線で48分!在来線だと(早くて)1時間44分!意外と近い!
・前乗りで時間がある
・早起きしてもいい
・腰が強い
という方は在来線でのんびり向かうのもオススメです。東京、埼玉、群馬と一駅一駅の区間が長くなっていき、だんだんと不安になりますが、車窓から田舎の景色を楽しむこともできますよ。上野東京ライン・高崎線は、籠原駅以北では電車のドアの開閉が押しボタン式になるので注意してね。
・連休を使ってしっかり観光もしてみたい方
・関東圏の方
には車での移動もオススメです。
前述した高崎以外の観光地にも足を伸ばすことができて楽しいですよ。
高崎市周辺の観光地
たぶんこれが最適解!高崎観光協会の観光モデルにも載ってる!
9階建て相当の観音さまの胎内に入ったり、周りの橋を渡ったりして楽しめますよ。
高崎駅から高崎白衣大観音周辺観光地を回ってまた駅に帰ってくる約3時間のコースが紹介されています。
この高崎白衣大観音は、群馬県民だけが楽しんでる「上毛かるた」の一枚に描かれてます。
●高崎市役所21階展望室
公演がメインなので観光はそこそこでいい、サクッと回りたい方向け。
高崎駅周辺の観光スポット、市庁舎21階展望室と高崎城址公園を徒歩で回ると1時間くらい楽しめます。こちらも高崎観光協会紹介のモデルコース。
池袋サンシャイン60の展望室は60階、東京都庁展望室は45階なので、21階って正直誇れるほどの高さでもなく微妙……。でも良いんです、他に高い建物がほとんどないから見晴らし最高!群馬って田舎だなーを改めて実感できる絶妙な場所だよ。
高崎駅周辺はカフェやレストランも豊富のため、市庁舎周辺の公園をふらっと歩いてどこかで休憩して、と過ごすのもおすすめです。
●ガトーフェスタハラダの工場見学
たぶんちょっと変化球!
最初は町の和菓子屋さんからスタートし市の給食パンを請け負うようになり、いつの間にやら洋菓子部門のラスクが大人気になり、ついに全国百貨店取り扱いレベルにまで成長したお手土産にぴったりのお菓子ハラダのラスクでお馴染み、ガトーフェスタハラダの本社工場を見学することができます。高崎駅から2駅移動したところの新町駅が最寄り。3ヶ月前から予約可能です。
もうあとは高崎観光協会のWEBサイトを見てください。そこに載っている情報がすべてだ……。
車で行くよ!という方や、現地でレンタカー借りるよ!という方はもう大体旅慣れてる方々で、きっと放っといても榛名湖あたり(高崎駅から車で70分)まで辿り着いて開演時間までには帰ってこられると思うので、高崎駅から遠めの観光地は私からご紹介しなくても大丈夫かなと思っています。
高崎市周辺のおいしいもの
ツアーの楽しみのひとつ、現地でおいしいものを食べること。わんぱくなおじさんたちにとってはとても大事な要素ですよね。
さて群馬県にはどんなおいしいものがあるでしょうか。
群馬県は全国第4位の小麦の産地らしいんですよ。(この第4位というあたりが非常に群馬っぽい……)そのため名物グルメは、うどん、パスタ、粉ものなど、小麦を使ったものだそうです。
とりわけ高崎市はパスタに力を入れていて、十数年前からパスタの街を自称しています。 キングオブパスタという、パスタの味を競い合う大会が開かれるほど。キングオブパスタ公式サイト
うーんでも正直パスタも粉物もどこにでもあるし、セールスポイントとしてはちょっと弱いけど、おいしいものをいくつかご紹介しますね。
●シャンゴ
県内に展開するイタリアン。公演ついでには行きやすいのは高崎駅のとなり駅の問屋町本店。
パスタの上に上州麦豚ロースカツを乗せデミグラス風のミートソースをかけたシャンゴ風スパゲティが名物です。めちゃくちゃ肉肉しくてガッツリ濃厚ですけど、ツアー中TLをおいしいもので隙間なく埋めてくるおじさんたちなら軽く平らげられるでしょう。
●Restaurant Cafe CARO
前述したキングオブパスタ入賞5回、そのうち優勝3回の実力派。クリーム系のパスタが得意なお店です。地産地消を掲げて、地元のお肉や野菜を積極的に使用しています。
高崎駅西口から徒歩8分の本店と、西口からすぐの高島屋に姉妹店があるよ。
みんな大好き『孤独のグルメ』、漫画では店名が異なりますが第5話に登場、ドラマではSeason9 第8話に登場しました。
焼きまんじゅうは群馬県のソウルフードで、おまんじゅうを串に刺し甘辛い味噌だれを塗って焼いたものです。甘辛いタレが味噌醤油だったり味噌だったり、おまんじゅうがふかふか派だったりカリカリまで焼く派だったり、あんこ入りだったりあんこ無しだったり、お店によって細かい差異が見られます。こちらのお店は、田楽味噌のようなタレでおまんじゅうはふかふか。あんこ入りあんこ無しのどちらも取り扱いがあります。タレたっぷり大サービスのため口周りがタレまみれに。ウェットティッシュがあるといいですよ。
私はあんこ無しを推しています。
名産とかはあんまり関係ないけど、県民になじみのある味もご紹介しますね。
●登利平
県内に展開する日本食の飲食店、高崎駅ビル内商業施設モントレーに店舗があります。店内飲食も可能ですが、お持ち帰りのお弁当がおいしいです。帰りの新幹線で公演を振り返りながら召し上がっていただきたい味!しっとりした鶏むね肉に甘辛だれがかかった『上州鳥めし竹弁当』おすすめです!
こちらのお弁当は町内会や子ども会などの仕出し弁当で利用されることも多く、いわば地元民御用達の味。スタッフさんに配られるお弁当はこれだったらいいなぁと思っています。
卵でとじずにソースをしみしみにしたソースカツも群馬県の名物なので、ソースカツ弁当もおすすめです。
●だるま弁当
もうひとつ群馬県で有名なお弁当『だるま弁当』、駅弁のひとつで、高崎駅で買うことができます。こちらもスタッフさんに配られるお弁当だったらいいなぁの一品。
だるま型のお弁当箱は使用後は貯金箱にもなりますよ。
山菜や花豆煮、こんにゃくなど山の幸が豊富に入っており、ややいぶし銀な魅力です。(群馬県海がないので山の幸に頼る……)実は子どもの頃は私は苦手だったのですが、大人になった今はおいしく感じます。
こちらもお帰りの際にぜひどうぞ!
オススメのお土産
群馬県民が小学校に上がり、あいうえおもようやく覚え終わろうかという頃から施される郷土愛の英才教育『上毛かるた』。名所や旧跡、名物、偉人を紹介するかるたで、元々は戦後の歴史教育がほとんどなくなってしまった頃に郷土の歴史や文化を子どもにもわかりやすく伝えようというコンセプトのもと作られたかるたです。正月に親類が集まると、80歳の祖母から小学生の孫まで全員で楽しめるようなメジャーさを誇っています。
地区大会、市大会、県大会まで開催しています。なんならなんで全国大会ないんだろうなと小学校当時思ってました……。群馬県だけのかるただからだよ。どローカルだからだよ。
たかがかるたと侮れなくて、地元を離れて幾星霜の私でも群馬の小ネタが骨の髄まで染み込んでいて、教育の力を感じます。例えば「ち」の札は「力合わせる○○万」と謳っておりこれは群馬県の人口を表しているんですが、年代によって人口の推移があるので、私の父が小学生当時は180万、私の頃は200万と刻まれていました。2019年のデータでは193万人だそうなので、そのうち190万に修正されるかもしれません。みたいな豆知識が今も出てくる。小学生の時にちょっとかるたで遊ばせておいただけでこうなる。怖い。
お土産雑貨の売り場もしくは県内の書店でお買い求めいただけます。
買って帰って、ぜひおうちで楽しんでください。
札を読んでくれるスマホアプリ(非公式)もあるから最少人数2人から遊べるよ。
●ハラダのラスク
東京にもあんのよ…。でもごめん、おいしいから許して。味はおいしいし日持ちするし嫌いな人も少ないし、これを超えるちょうどいいお土産は正直思いつかないです。近年ではチョコがかかったシリーズも豊富で、おいしいんですけど、夏場は売ってないんです……冬のうちにオンラインショップもしくは各種百貨店でお買い求めください。
群馬県限定のぐんまちゃんパッケージもあるよ。ちびっこゆかりんと並べて写真撮るとかわいいよ。
●七福神あられ
ひとくち大のおせんべいの詰め合わせ。小さくて食べやすいのであっという間になくなるよ。えび、青のり、しそ、バター、唐がらし、チーズ、カレーと味が7種類あるので「七」福神です。お気に入りの味を見つけてね。我が家ではしそ味あまりがちでした。
終わりに
ここまで特にゆかりん関係なく群馬県の話を展開してきてしまいました。
めちゃくちゃ不安になってきた…………。
自虐を交えないと面白くならない、自虐を交えても全然面白くならない。誰も傷つけない令和の笑いと群馬県の相性が悪すぎる。ていうかマジでここいいよ!みたいなおすすめポイントをピックアップできない……これが魅力度ランキング44位の由縁か……。
公演のメインであるホールの話をして終わろうね……。
オタクは音響のいいホールがすきだから……。ホールが良ければ来てくれる……。
会場である高崎芸術劇場は2019年に開館したホールで、駅から直結の通路があるので迷いません!ゆかり王国方向音痴部の人でも大丈夫!設備も新しくてきれいと評判。クラシックコンサートやオペラなども開催されています。高崎駅の反対側にある群馬音楽センターは音響に少し不満の声があるようなのですが、こちらはそういった意見はまだ見かけませんね。
座席も見やすいとのこと。(この辺りは舞台装置の配置にもよるのでまだわかりませんが……)
大きな期待が持てますね!!
散々言ってしまったけど、いまひとつな点は多数ありつつも群馬はいいところだよ!
というかむしろ、このいまひとつな点をMCでゆかりんに楽しくいじってもらいたい!そしておじさんたちと笑い合いたい!
2023年7月17日(月・祝)、ゆかりんと一緒に群馬へ遊びに来てください!
ツアー申し込みがまだお済みでない方は、ぜひご検討くださいね。
---------- リマインド ----------
『Mellow Pretty』会員先行予約は、明々後日12月4日(日) 23:59 まで!
各位、申し込みお忘れなく!締め切り前には最終確認してね!
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まだまだ続くよアドベントカレンダー_今年はなんと50記事
さて最後にお知らせをして終わります。
今年はなんとアドベントカレンダーがふたつ!
しかも全日埋まっています。
ということは、毎日2記事x25日、12月25日までに50記事読めちゃう!嬉しい!
ひとさまのゆかりん語りを聞くのが大好きな私としては、とても楽しい25日間が始まりました。
▼田村ゆかりさんに関する話題ならなんでもOK、ぷるおくん(@ple_0x0)主催adventar.org
▼「あなたの田村ゆかりはどこから?」がお題、つばきさん(@tubaki_ss)主催
特に、ゆかりんとの馴れ初めは先日の『田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2022 *Meet Me?*』でもMCで話されてからもっと聞きたいと思っていたエピソードなので、こんなに多くの方のお話が聞けることが嬉しくてしょうがないです。
先生も走るほどに忙しい師走ですが、Soundrops円盤とアドカレ記事郡に元気を貰いながら乗り切ることができそうです。めろうぷりすます、今年も配信されたら嬉しいですね。
それでは皆さん、楽しいホリデーシーズンを!